Hamamatsu micro

オフィシャルページ

解説

JR浜松駅付近に置かれた都市型マイクロキャッシュ。
マイクロキャッシュとは文字通りマイクロサイズのキャッシュで、今回のこのキャッシュも35mmのフィルムケースが容器となっている。

報告

2004年3月11日
仕事を終え、会社の後輩を車に乗せ浜松駅に向かった。これまでのキャッシュハンティングはいつも単独だったが、今回はステージが駅。衆人監視の中で捜索を行わねばならない可能性が高い。これはちょっと恥ずかしい。ということでその心理的負担を分かち合うべく、後輩を巻き込んだ。
駅の地下駐車場に車を停めたのは、18:45頃。
予め地図でおおよその場所は特定できていたし、ヒントの単語で探すべきオブジェクトもだいたい分かっていた。
ひょっとしたらGPSを使わなくても見つけられるかもしれない、などとも思っていた。
地上に上がり捜索開始。
予想通り、一帯は人が絶える事は無い様相だった。
とりあえずGPSが指す地点まで行って見た。GPSの誤差のせいだろう。その場所は送迎レーンの路上だった。
周囲を見渡してみた。10m程はなれた場所にヒントと符合するオブジェクト、△○■×(字数は無関係)があった。直感的にアレだろう、と確信できた。
早速歩み寄り周辺を観察するが、辺りにはホームレスの人々のモノと思われる毛布やらが衣類やらが詰まった荷物が置いてある。
ひょっとしたら、これらの荷物の持ち主たちがキャッシュを持って行ってしまったかもしれない。という思いが一瞬頭をかすめたが、そういった事も考慮して隠すのが都市型ジオキャッシングの特徴でもある。さすがに早々第三者に持ってかれる隠し方はしてないだろう。という結論に達し、捜索は続行。
しかし、見つからない。というか探しにくい。周囲に人が途絶える事がないのでおおっぴらな行動が出来ない。そしてホームレスグッズが障害にもなっている。ひょっとしたらホームレスグッズの下に35mm容器があるかもしれない。そう思うとホームレスグッズを退けてみたい衝動に駆られるが、大きくて動かすのは厳しい。いきなり持ち主が現れないとも限らない。
また、勇気を出して△○■×を開いてみたが、それらしいものは無い。さらにしゃがんで△○■×の下も見た。我ながらさすがに不審だ。
それにしても送迎レーンに停まっている車からの視線が痛い。待ち人来たらずで時間を持て余してるのか、車中から所在無げにこちらを見ている人がいる。

ひょっとして△○■×は無関係なのかと思い、ヒントから連想する色の物体などを探してみるも、キャッシュ隠しにふさわしいオブジェクトは無い。送迎レーンを横切って植え込みの中もざっと見渡したが、この中を丹念に捜索する気力はさすがに無い。
再び、「やはりホームレスが持っていってしまったのか」と諦観ムード。
落ち着きを取り戻し、往来が減るまでやり過ごしたい、ということで駅構内で買った缶コーヒーを飲みながら待機した。

しばしの後、人口密度が減った。送迎レーンの暇人も去ったようだ。チャンスとばかりに、再度△○■×の周囲を見回す。ホームレスグッズも恐る恐る少し動かしてみたりした。無い。
そして再度△○■×の〇×をキーリングに付けているLEDライトを照らしながら覗き込むように深く見た。
白いものを捕らえた。
「あった!」と言うが早いか、スッと手を入れ35mmフィルム容器をゲット。
キャッシュを手にしてみて「なるほどね」とその細工に感心。
同行した後輩が時間を確認したところ19:19だった。予想通りGPSはあまり活躍しなかったが、キャッシュのすぐそばにいながら、発見に30分もかかっってしまった。
早速キャップを空け、小さな紙束状のログを取り出す。ログの最初のページに書かれたオーナーのメッセージを読んだ。
どうやら我々はオーナーの期待を裏切らなくて済んだようだ。
ログを1枚めくり、持参したボールペンでチマチマとメッセージを書き込み。容器に戻す。
さて、キャッシュを元の場所に戻すわけだが、これは探すのに比べたら非常に簡単だ。仕掛けさえ分かってしまえば...